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映像のための音楽

今敏監督作品を今週中に見ると決めてからの行動はとても早く、‘Perfect Blue’・‘千年女優’・‘東京ゴッドファーザーズ’の3作品をあっという間に見終えてしまった。どの作品もストーリーの流れはシンプルで分かりやすく、アニメの良さを堪能できる構成で、2000年以降に知ったアニメ映画監督では一番好きだ。
ジブリ映画の定番である宮崎駿 × 久石譲コンビのように、今さんの作品でも今敏 × 平沢進の組み合わせが多く、今や平沢さんの音楽は私のお気に入りの一つ♪゛中毒性があって、ついリピートしてしまう。


【平沢進サウンドトラックの世界】


媒介野 (‘パプリカ’オープニング)

Rotation (Lotus - 2) (‘千年女優’エンディング)

夢の島思念公園 (‘妄想代理人’オープニング)

白虎野の娘 (‘パプリカ’エンディング)


□■■ 全曲 youtube より ■□■
 
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Satoshi Kon Week

「見よう/読もうという気はあるけれど、なかなか時間を割くことが出来ない」
な~んて言い訳をしていると、あっという間に読みたい本や見たい映画・ドラマ・TV(DVD)のタイトルでノートがいっぱいになる。
そんなリストに、昨秋からずっと鎮座しているのが今敏監督作品。映画‘パプリカ’に始まり、TVシリーズの‘妄想代理人’を見たところまではよかったのだが、その後が続かずおよそ一年が過ぎてしまった/(_ _)\あちゃ~。
でも、そんな怠惰な私とはお別れ(^o^)今週は今敏 week ♪゛


【PERFECT BLUE】

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--- イントロダクション ---

アイドルグループの一員であった未麻は女優への転身を図る為、ドラマで大胆なシーンを演じヌード写真集も出版。やがて彼女に、‘裏切り者’というFAXが届き、ストーカーの影が忍び寄る。その後次々と彼女に関わる人達が惨殺されていき、ドラマで演じる役に浸食されるように自身の二重人格を疑う未麻。そんな彼女の前に、卒業したはずのもう一人の‘アイドル未麻’が出現する。
虚構と現実、夢と幻、そしてサイバースペースが複雑に絡み合い、物語は展開する(一部オフィシャルHPより抜粋)。

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今さんの初監督作品である本作‘パーフェクトブルー’。もっと早くに見ておけばよかったー/(_ _)\ と、思える作品だった。
これまでに見た事のある作品と同様、しっかりした構成と物語が流れるようにスピーディーに進む点が◎。そして、今さんお得意(?)の、何が現実でどれが夢・幻なのか分からなくなるような、アニメーションの良さを十分にひき出した作りになっている上に、ストーリーはサスペンス。主人公の周りで起こる事件が何者によって起こされているのか推理しつつ、ラストの種明かしは落胆することも無く、ある意味予想通りの展開。軸になっている物語は、実写でこんな話があったような・・・と思ってしまう、そんなありがちな話なのだけれど、この作品の良さはストーリー<構成。現実と虚構が入り混じり、一見ごちゃごちゃしているようにも思えるが、短時間によくまとまっている話だと思う。

調べてみると、最新作は‘夢見る機械’というタイトルで、来年公開される・・・かもしれないとのこと。大きな方向転換をして今度は子供向け作品らしく、楽しみも倍増↑ 映画館に見に行きたいナァ。それにしても、テレビ局や出版社がスポンサーにならないと認知度を上げることは難しいのだろうか。私の周りでは、今監督作品を知らない人が非常に多い。



監督:今敏
出演(声):岩男潤子・松本梨香・辻親八・大倉正章
82分 (1998)


財布の紐が頑丈な日

連日の暑さで、冷たい水の摂取量が普段より何倍も多くなり、時折お腹をこわしつつもなんとか生きのびている次第。
昔は、水を買って飲むなんて考えもしなかったけれど、生活する環境が変わると考えも変わるもので、今や水を買うことが当然になっている。今日までに飲んだことのある水の中で私が一番好きな味は、Thonon (トノン)というフランス東部で採水されているものなのだけれど、数年前から気になっているのはVolvic!


【Water For Life  1ℓ → 10ℓ】

bird7.gif何年か前から始まった Volvic とユニセフが展開しているプログラム ‘1 ℓ for 10ℓ  ’。
先日立ち寄ったお店で、このプログラムに賛同している会社のトートバックを偶然見つけて購入した。

029.JPG春夏物セールの真っ最中で、¥1470 → ¥440(70% off)という一品。申し訳ないくらいの安さ(^^;
会社のHPには、¥100が寄付されるとあるけれど、セール価格になっても寄付される額は変わらないのかな。先月発売が開始されたばかりである上に、こういったプログラムに賛同している商品なのだから、これはセール品に加える必要は無いんじゃないかと思うのだけれど・・・シーズン決済 etc とそうせざるおえない理由があるのかもしれない。

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この店のセール品のほとんどが数千円のものばかりで、脳内電卓がおかしくなってしまったせいか、この店があるマルイから → 松屋 → 三越と回ったのだけれど、 割引されている数万円の商品にはちっとも心が動かなかった(^v^)無駄遣い無しDAY!バンザイ!!

bird7.gif 

どんなときでも、私は食べる

我慢できずに・・・(>_<。)久しぶりに漫画を買った。
少女漫画に連載されている作品を買って読むなんて何年ぶりだろう。その前に、漫画を読むこと自体が久しぶりだ。数ヶ月前、志村志保子さん作「女の子の食卓」について事細かく書かれた読後感想文を偶然見つけ読み、私はこの作品が絶対好きに違いない!と確信。そんな訳で、現在発売されている5巻までを購入した。


【女の子の食卓】

各ストーリーは読みきりの短編で、毎回鍵になる食べ物&飲み物への思いや思い出と共に、主人公達の心の変化が描かれる。短編+日常生活に寄った淡々とした話が多いせいか、1) 作品は全体的に華やかさに欠ける、2) ストーリーのパターンがある程度決まっている話が多い印象を受ける。
そんな訳で、私の場合は2)が原因で、すきな話がある一方そうでないものがあることも事実。そんな中で、特に好きなストーリーが下記の2つ。

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Menu : あの夏の甘い麦茶(2巻より)
私が見つけた感想文がこの作品についてのものだったこともあり、一番読んでみたかった麦茶と姉妹のはなし。
ストーリーは、姉妹が遊びに行った友人宅で出された甘い麦茶に始まる。家庭によって苦味があったり甘味があったり、違いが大きい飲み物の一つである手作り麦茶。そこで彼女達は、その甘い麦茶に違和感を覚える。
その後本筋では、壊れたかき氷機を直してもらおうと離婚し別居している父親に会いに行く。そしてそこで、父親には一緒に暮らす女性とその子供がいることを知りショックを受けるのだが、父親の変わらぬ優しい態度にほっとする姉妹。しかしながら、出された麦茶を一口飲んで愕然とする。甘かったのだ。何の躊躇いも無くその甘い麦茶を飲む父の姿を見て、「お父さんは、もう、うちのお父さんじゃないんだね」と、わかっているつもりで分かっていなかった事実を受け入れ涙し・・・・・ と、大筋はこんなはなし。
姉妹の目線1つで、2人の気持ちやそこに漂う雰囲気が伝わってくる話で、予想通り!わたしの好きなはなしの一つになった。5巻までに収められている数十ある話の中でも、とりわけお気に入り♪゛

Menu : 猫の好きななまり節(3巻より)
言ってはいけない一言。この話の中では、その一言を同級生の一人に言ってしまい、初めて自己嫌悪におちいる小学生の女の子のはなし。
友達と一緒の帰り道、おつかい帰りのクラスメイトに会い、買ったものを説明する彼女が最後に手にしたなまり節。「それってうちは猫にやるよ 猫の食べ物でしょ」 ・・・ クラスメイトの表情から、考えなしに口にしてしまった言葉を後悔する主人公。翌日彼女に謝り、気にしなくていいと言われるのだが、それからなんとなく避けられるようになる。いくら謝ろうと、あの時変わってしまった彼女の中の‘私’という人間を変えることが出来ないことを思い知り・・・・・ と、そんなはなし。
始まりに、主人公の足もとに猫がじゃれている一コマがあって、そこでは白黒のボーダーだった靴下が、ラストにあるとても類似した一コマでは真っ黒になっている。こんなところも、彼女の心の変化を表す一因なのかな~なんて思いながら読んでいた。母親の言動と表情もなんだか気になる(°L °)彼女にも思い当たる何かが昔あったのかもしれない。

check01.jpgtree22.gifMenu : おわりに
作者が自筆でイラストなんかと一緒にコメントを書いたページが最後にあるのだが、そのコメントの短いこと!書くことがないからか、それとも意図的に言葉数を抑えているのか気になるところ。因みに私の場合、言葉数が少ない時は、含意/含蓄を読んでほしいというより、単に言葉が浮かばないことが理由であることが多い(^^ヾ
 

ターナーの描いた景色 - - - 1800・2000年代比較

いつだったか、履歴書の趣味欄に‘絵画に描かれた世界を旅すること’と書いたことがある。
実際は、画家の故郷を訪れる程度で、絵の世界に飛び込んだことなんてあったかな・・・(° _ ° ?)久しぶりに行った市内にある美術館で、ターナー作である風景画の一枚が同じ市内にある上に、近々訪れてみたかった場所であることを知り、絵と現在の風景を見比べに行ったときのはなし。


【丘の上から目に映る、青と緑の景色】

最寄駅からひと気の比較的少ない住宅街に向って丘を上ると、右手に見えてくるのがこの景色。因みに道路を挟んだ左側には家々が建ち並ぶ。

N00502_9.jpg
(1819年展示)
 
140.JPG
(2009年5月末)
 

数倍拡大して撮影した為、実際中央に見える川はもう少し小さく見える。
光が反射してきらきらしている川の様子が、平面的に見える絵とは違うくらいで、他はほとんど同じ。木々の数が少し増えたかなぁ。丘の上から川沿いまでは広い公園になっていて、散歩するには最高の場所だった。
美術館の外で見る、絵の中の世界もいいものだ。大きく深呼吸して目を閉じると、聞こえてきたのは周りにいた人達の会話だった。絵の中からも話声が聞こえてこないかな~(°v °)


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