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お口の中が〇〇世界

空腹を満たすことが優先事項である昨今の私のおやつ事情は、とりあえず一緒に食べればよりお腹が満たされるような気がして、バナナを一口、そこに板チョコレートをワンピース加え、お口の中がチョコバナナ(゜v゜)おいしい♪゛

そんな食べ方をしている時に見たのが、冷蔵庫に入りきらない巨大な板チョコレートを使い切りたいシリーズという動画。いくつか紹介されているチョコレートを使用したお菓子の中で、特においしそうに思えたものがチョコレートチップクッキーだった。よくよく考えてみると、クッキーなんてもう何年も作っていないし、前回はとりあえず白い粉を混ぜておこうとベーキングパウダーを加えてへんてこりんな形になってしまったし・・・失敗克服を目標に、初めてのチョコレートチップクッキー作りは始まった。  
      
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【目分量クッキング : チョコレートチップクッキーの巻】  

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お菓子類を作る際は、材料を正確な分量使うべきだということはよく耳にするけれど、実際は、目分量でも簡単に作ることが出来るお菓子がたくさんある。

まばらな色と形のクッキーを焼きあげてしまった私が言うのはおこがましいことこの上ないのだが、やり慣れている方々にとっては家で口にする自分(達)用クッキーなんてちょちょいのちょいのはず。
崩したら負けなゲームの如く、かろうじてバランスをとることが出来た私の作ったクッキー。焼きが足りなかったせいか、外側はサクサク、そして中はカントリーマーム状態。火は通っているもののサクサクの域まで達しておらず、冷めた状態でも若干しっとりしていた。
失敗のようにも思えるけれど、これが妙においしい。自分で作ったものだから、よりおいしく感じるのかもしれないな。

美味しさににんまりしつつ、ここですぐさま‘いびつな形を克服プラン’を決行!型を取るからこんなことになる→型に入れれば大丈夫(゜v゜)v


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顔よりも大きなおせんべいのクッキーヴァージョンが完成。
チョコレートも大きめに切って、厚みとのバランスはOK。味もOK(カントリーマーム風再び)。焼きあがりが思った以上にきれいで、冷めるまで待てずにお皿に移したらこの有り様(涙)右側が地味に割れてしまった。

お菓子を作る際分量が正確である必要性の理由の一つがここで分かった。


材料を混ぜてからお皿に直行なのだ。つまり、味見をするチャンスが無い。
・・・しかし調べてみると、混ぜ合わせた生地を味見する方が意外と沢山いるようだ(-_-)むむむ。


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3月とおんなのこ


四旬節の第4日曜日、今年は3月22日が私の住んでいるエリアでは母の日となる。調べてみると、母の日は2月のノルウェーに始まり11月のロシアに終わる、冬の間だけお休みしてあとはずっと世界各地をリレーしている日のようだ(因みに、各国が母の日を制定している月で一番多いのは5月、そしてそれに次ぐのが3月)。
これだけではない。ある国では、3月3日に女の子の成長を祈り、また世界的には、3月8日がIWD (International Women's Day: 国際女性デー) で、国によってはこの日は祝日となっている。

なぜ3月には、女性に関係する特別な日が多いのだろう。
まずは自分で調べてみたけれど・・・なんでなんでガールの求める理に適った答えが出てこない(。_。)むむむ。



【Gallery (Mar) 】

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桜のとき

中学生を中心とした十代リスナーが多いと思われるAMラジオ番組で放送していた、この時期ならではの卒業ソングベスト40というランキングをまとめて聞いた。
結論から言うと、知っている曲が半分も無かった上に、1~7位までのトップを占める曲全てが分からず、こういうところで改めて世代の違いを感じてしまう。全体的に、卒業ソング+意図は違えど卒業ソングともとれる曲+春の曲がミックスされたような内容で、1位はレミオロメンの‘3月9日’という歌だった。

かなり平凡な思考回路を辿ると、卒業式が開かれる時季といったら桜の淡いピンク色が頭に浮かぶ。
実際桜が見ごろになるにはもう少し時間がかかりそうだけれど、その前に、春というか桜の印象つながりで、昨年の年明け早々に見た映画のレビューを1つ、ここに書き留めておこう。


【秒速5センチメートル】

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--- イントロダクション ---

秒速5センチメートルのストーリーの流れをシンプルに言うならば、時間や場所を変えて変化していく登場人物達の心理描写を主として、3部構成で描かれた作品。

第1章の「桜花抄」では、小学校卒業と同時に離れ離れになり、文通を繰り返す中学生になった遠野くんと明里が再会する過程が描かれ、高校生になった遠野くんの転校先である種子島を舞台に、彼に一目惚れした花苗目線で第2章の「コスモナウト」は綴られる。そして、表題にもなっている第3章の「秒速5センチメートル」の中で、社会人になった遠野くんと明里、2人の生活をそれぞれの視点から見ることができる。



この作品に触れる時、第一に言及すべきは背景画だろうか。
写真をベースにした手法で作られているということで、2.5次元とも呼ばれる理由がプレビュー(youtube より)を見るだけでも納得できる美しさだと思う。
また、その背景に合った作中に流れる天門さん作曲のBGMも、ラストに流れる山崎まさよしさんが歌う‘one more time one more chance’ も印象的だ。後者が遠野くんの心を反映しているような歌詞で、こんなに作中の人物の心境とマッチしているように思える曲も、私にとっては、「さよならみどりちゃん」と言う作品で星野真里ちゃんが歌った‘14番目の月’以来だ。

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そして肝心のストーリーラインは、好き嫌いが比較的はっきりと分かれる類のものだと思う。個人的には、韓国ドラマによくありそうなエンディングにならなくてよかった~と安堵した。
明里の心に変化している面がある一方、遠野くんは過去に抱いた思いの中に留まり続けている。遠野くん役の声優さんは、小学校時代から現在にかけてずっと1人で演じている反面、明里役の声優さんが子供時代と大人になってからとで変わっているのは、こういうところに変化をつける意味もあるのかな。会話以上に1人語りのシーンが多く、朗読に向いている作品であるようにも思えた。

2人の心にある思いの違いがそれぞれ行動に現れる過程を見て、女性は現実的で男性は過去の思いをひきずるもの・・・なんてことを言う人がまた増えるんじゃないかと思うけれど、これは人によりけりで、今回はたまたま主人公が男性だったというだけの話。女性でも、遠野くんのような人は多かれ少なかれいると思う。

<+α のはなし>
このストーリーに登場した明里が、ある企業CM(youtube より)のアニメーションに登場しているという情報を見つけ、早速動画サイトで検索して見てみると、確かに明里に似た女性に見える。
ついでにもう一つ、同監督作品の信濃毎日新聞のCM(youtube より)を久しぶりに見て驚き。歌を担当しているのが、タテタカコさんだ。いろいろ繋がっているな~。



監督:新海誠
出演(声):水橋研二・近藤好美・花村怜美・尾上綾華
65分 (2007)


The World of Lewis Carroll

先日創刊されたばかりの文庫レーベル、角川つばさ文庫。オフィシャルHPを開くと、矢野顕子さんの柔らかな声が優しいメロディーにのって、‘本を開くとその開いた本が翼になってどこへでも飛んでいける’と歌う。
最近読んだものを思い返してみると、紀行文に歴史本に・・・フィクションの世界には全く飛んでいない。そんな訳で、今日は雑用の合間に、随分前に買ったものの手をつけていなかったルイス・キャロルのペーパーバックを手に取った。束の間とは言え、久しぶりにあっちの世界へ小旅行♪゛


【The World of Lewis Carroll】

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この本はタイトルにある通り、キャロルの書いた物語と詩が、A4サイズの本におよそ400ページに渡って収められている。私は近所の書店で、元値の半額以下(およそ数百円)で購入したのだが、Amazonを開いてびっくり・・・インターネット上では1万円前後で取引されている。ハードカバーとペーパーバックの違いはあれど、もの凄い差額(-_-;

表紙にもなっているアリスの話以外も充実しているものの、今日の午後は、目次の次にあるアリスのストーリー、彼女がうさぎを追いかけておとぎの国へ行き、夢おちに終わる部分を読了。
恥ずかしながら、この話を活字で読むのはこれが初めてで、文字遊びのからくりも今回初めて知った。ここでは特に有名な3章、A caucus - race and a long tale を今日学んだことも含めて記しておこうと思う。


この章は、同音異義語や同一多義語が頻発する翻訳者泣かせの章らしく、例を挙げるなら、タイトルになっている‘long tale(長い話)’と‘long tail(長い尻尾)’。

3b02b355.JPGネズミが口にした長い話という言葉を長い尻尾と勘違いしたアリスの頭の中で、ネズミの話した言葉が曲った尻尾の形に記されているこの部分はユニークでおもしろい。
加えて、アメリカの高校生が1990年初頭に発見したというもう一つのネズミのからくりがある。韻を踏んだ詩になっているこのネズミのお話は、その韻を踏んでいるところで改行すると1連目はこうだ。

「Fury said to a mouse,
That he met in the house,
Let us both go to law: I will prosecute you」

1・2行目のmouse と house、そして3行目の you は2連目の詩の3行目にある do と韻を踏んでおり、これは3・4連目も同じように続く。
そこで、この3行の詩を見て何かに気づかないだろうか?


--- この詩自体が、尻尾の長いネズミの形をしているというのだ。因みに、2~4連目も同じように、3行目だけが前2行の倍近い長さで、尻尾のようにも見え、計4匹のネズミがこの細長い尻尾に隠されているという。
うーん、凄い発想としか言いようがない(苦笑)この3行をネズミに見立てて書いた(のかもしれない)キャロル以上に、「これ、ネズミに見える!」って言いだした人たちの方ね。他にもまだ発見されていない、隠された‘しかけ’があるとかないとか。

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ミルクティーを片手に、時たまチョコレートクッキーをかじりつつ、とても天気の良い昼下がりに読書なんて贅沢・・・そんな気分も今日はここまで。続編は挿絵を眺めるに止まった。
私が買ったバージョンの挿絵は、原本と同じジョン・テニエルによるもの。眺めるだけでも飽きない、魅力たっぷり。


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