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春の憂鬱

「桜の樹の下には屍体が埋まっている」と短編(青空文庫より)に書いている作家がいるように、桜の花には、その美しさの理由を求めてあれやこれやと論じた人々が何百年も前からいるようだ。また、別のところでは、桜は元々白色で、死体の血が混じりピンク色になったとも書かれている。きれいすぎるまとめ方(-Λ-)そういうもんかい。

さて、家の近所では、濃いピンク色の八重桜のような花をこの時季沢山目にする。未だに散りきっていないところを見ると、ピンク色が薄い種よりも長く楽しめる強さを持った花のようだ。


【Gallery (Apr) 】
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散歩しよーか、踊ろーか

朝一の予定が突然キャンセルになり、次の予定がある午後まで数時間空いてしまった金曜日。空いた時間をどう過ごすか、次の予定のことを考慮して家に向かっていた時頭に浮かんだのが‘散歩するか、踊るか’だった。
なぜこの二つかというと・・・・・
伊武さんのHPにある日記を去年から読み始め、こういう文章を書く人なのか~という新しい発見から興味が湧いて、今では更新される日が楽しみなWeb日記。そんな伊武さん日記の一つにあった散歩に関するエントリーのタイトルに倣って、私の場合、①外を歩くか ②部屋で踊るかの二択となり、①を数時間の過ごし方として選んだのだった。

※いぶ散歩があったらおもしろそうだな~と思ってしまう。時折日記にあるような毒舌コメントをしたりして・・・(^m^)


【カゲオーイサンポ】

散歩する道は、朝から疲れすぎないようにといつものお決まりコースを少しだけ短縮した道を選んだ。
家を出てから公園に来るまでの全体の3分の1ほどのやや遠回り路程は省略。この道すがら、お目当ての景色を見て撮って大満足(^v^)上機嫌のまま止まらぬ足は、近くの公園内へぐんぐん進む。

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今日の散歩はいつもとちょっと違う、影追い(/影多い)散歩♪゛
木々が芽吹いてついつい上を見がちな視線を下に移してみると、これはこれはステキな世界。

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丘の上まで歩いて行くと、沢山の簡易トイレが目に入った。
何か催しものかな~なんて考えていたのだが何も思いつかず、後に友人から26日がマラソン大会であることを教えてもらう。この時季だったか~すっかり忘れてた(^^;この公園がスタート地点となり、家の近所もルートに入っているんだった。今年は見に行ってみようか・・・さて、日曜日の朝早くに起きれるか。bird7.gif

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ウィリアム・モリスの世界

私がつい‘あとで’と口にしてしまうのは、決まっていつも、しようと思えばいつでもできそうなことに対してだ。沢山ある‘・・・, いつでも出来そうなこと’の一つは、Jaunt!(ミニ旅)。気晴らしに普段の行動範囲外の場所へ行くと、比較的近い場所でも旅をしているような気分になる。
そんなミニ旅をすることがここのところぐっと減っていたこともあり、今回は、郊外にあるウィリアム・モリスギャラリーに行った時の地域性のあるはなし。


【ウィリアム・モリス ~デザインの原点を求めて~】

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モリスギャラリーは、市内中心地を縦断する地下鉄ヴィクトリア線の北の終着駅から徒歩数十分の道沿いに位置している。美術館は、モリスの家族が1848~56年までを過ごしたレンガ造りの家で、道路沿いには高いゲート、そして建物の裏手には手入れされた公園がある(色とりどりの花々がきれいだった(^-^))。

モリスと言えば、有名なのはやはりパターンデザインとステンドグラス製作者としての顔だろうか。
館内には、主にモリスのデザインした模様画(鉛筆での下書き+色彩したもの)と、そのデザインをカーペットやカーテンに転写した作品、それにモリスに関連した
人物の作品と彼自身に関する資料が展示されている。




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中でも特に感動したのは、パターンの原画を見ることができたこと。残念ながらリバティのクラシックライン
にある有名なパターン (Strawberry Thief/いちご泥棒)の原画はここにはなかったものの、展示されている分だけでも十分満足できる。

作風はアールヌーボー調で、動植物を中心に柔らかな曲線が美しいデザインが非常に多い。
調べてみると、モリスはアールヌーボーに後々影響を与えることとなる美術工芸運動を起こしたことで有名なようで、芸術と生活を一致させようとしていたとか。こういった動きは未だに多くあるな~。



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大学で現代美術を専攻していた友人が美術史の予習用にと政治学の本を読んでいた時に、「なんで政治なの?」とアホなことを聞いた私。無知だったな~。
政治以外にも、経済・思想の発展や社会学等々、作品に影響を与える外的要素は無視することが出来ない。モリス自身の歴史を紹介する中に、彼の政治的活動についての展示があったのだが、知らなかったことだらけで興味深いものであった。

彼は著書である「ユートピアだより」の中で、彼の生きた時代のおよそ100年後の2003年、その世界にお金は存在しないと記しているけれど、自分の会社を持っていた彼からそういう言葉が出てくるのはおもしろい。なぜそういう考えに至ったのか等々細かい歴史はこれから学ぶとして、今回は、百数十年前彼も立った地に自分も立つことが出来て、嬉しさ倍増↑↑&益々彼の作品に興味が沸いた。



消えたライオン、居つづける羊

こんな諺がある
"If March comes in like a lion, it goes out like a lamb (and vice versa)." 
言い方は何通りかあるようだが、意味することは1つ。‘3月が(ライオンのように)厳しい気候で始まると、その気候は(子羊のように)穏やかに去っていく、そしてその逆も然り’ということ。
さて、今年はどうだっただろう。手書き日記の3月上旬のあたりを捲ってみると、天気については毎週のように気持ちの良い青空と書いてあり、穏やかに始まった3月の天気は今月なっても今のところ続いている。先週末に見た天気予報によると、今週は雨降りに加えて気温も少し下がるはずだったけれど・・・ライオンはどこかに行ってしまったみたい。


【散歩道】

日が出ている際の平均気温が15℃~20℃以下と、私にとって最高の季節である今、この時期を逃すまいと鞄にカメラを忍ばせて、空いた時間はとにかく歩け歩けの毎日。
目を向ける景色には鮮やかさがプラスされ、体力づくりが目的の中距離散歩も飽きずに続けることが出来ている。時折足を止めて写真を撮ったり、ちょっと寄り道したりする楽しみも、続けることが出来ている理由の一つ。

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最後の花びらが地に落ちるまで、咲き続ける力強さを持ったチューリップ。花も葉もとてもシンプルだけれど、シンプルだからこそ美しい。
植え方一つで随分印象が変わるものだ。まとめて植えるのも、地に咲くブーケみたいできれいだな。


ピンクチューリップ:公園内の庭園にて
あかチューリップ:美術館の中庭にて



遊び絵本と人魚

ここ数週間で3冊の絵本を購入した。そのうちの1冊は、しかけ絵本。そして他2冊が遊び絵本だ。
遊び絵本・・・自分が子供だったころに手にしていたら、大事に大事に使っていただろうな。勿体なくて直接描きこんだり出来なかったかもしれない(雑誌や月刊漫画の付録のシールやノートは中々使えずにとっておくタイプだった私)。
今日は、そんな私が初めて手にした遊び絵本のはなし。


【The Mermaid's Manual】

book01.gif人魚へのちょとした興味は、久しぶりに買ったVOGUEに始まる。
この手のファッション誌はやたら広告ページが多いのだが、その中で目に留まった1つがプラダの春夏広告。シンプルな人魚柄がプリントされたテキスタイルを使用した服は、赤・紺色と二種類あるそのどちらも白地にあっていてかわいらしいのだ。
その後、時たま見かける人魚模様が気になり出して、‘マーメイドマニュアル’というかわいい人魚になる為のスキルを学ぶ遊び絵本に手を伸ばしてしまったという訳。
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開いた最初のページの上には折り畳まれた人魚の尻尾、そして下のページには、マーメイドスクールの生徒に発行される貝殻型の学生証がある。それぞれにシマーが塗ってあり、キラキラしていている上に若干凹凸がある分肌触りも普通の紙とは違っている。
ページを開くたびに違ったテーマがあり、あるページは泳ぎ方クラス、またあるページはヘアアレンジクラスと言う風だ。book01.gifこの絵本を買う動機付けの一つになったのは、宝石クラスのページにある宝箱に入っているシールピアス。子供の頃これ持ってた~♪゛と、すっかり忘れていた昔の思い出を掴みなおしたような感覚。

そして次に言及したいのは、ここをこうすればもっと良いのに・・・と私が思うポイントを1つ。
そのポイントは、最後のページに物入れポケットがあればいいのにということ。

book01.gif大きめの、封筒のように中身が落ちない工夫がされたポケットが付いていたら、そこに自分で描いた関連した絵とかリボンで作ったアクセサリーとか、色々入れられて便利なんじゃないかな。
これは、自分が子供の時に持っていた本に、描いた絵やポストカード等々の紙類をよく挿んでいて、持ち運ぶことが物凄く不便だったから。この手の本なら尚更必要でしょう。


子供達の生活環境が自分が小さかった頃と比べると随分変わってしまった現在。
比べるにも無理があることが増えてきたものの、こういう絵本はこの先もずっと無くならずにありますように・・・☆゛


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