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And then step 3

気がつく間もなく6kg 太った。
私の太い足は、人生初の重さに耐える力を蓄えて益々太くなったような気がする。

ここで頭に浮かんだのは‘ダイエット’。
痩せたいという気持ちが生まれるということは、ある意味生活が豊かな証拠だな~なんて思う。

そうしている間(今週中)に3kg 減った。
まずは、増えただの減っただの気にする習慣をどうにかすること。そして、健康的に生きることと個々人の持つ美しさの関係性について、気ままな心は考えた。


【Gallery (May) 】

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Ian Hamilton Finlay (1996)
 

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The World of Lewis Carroll ②

6f64d458.JPG春先に初めて読んだ「不思議の国のアリス」。読了して気になったのは、この話の構想の源だった。例えば、アリスのモデルになった女の子のこと。それに彼が住んでいた街も興味深い。
そんな訳で、先日空いた電車に乗ってキャロルにゆかりのある街へ行ってきた。私の住む街からは片道およそ1時間。乗車して30分くらいたったころだっただろうか、車窓から見えた一面の黄色い絨毯がとても美しかった(^v ^)只今菜の花が満開♪゛右へ左へと落ち着かない首が疲れてきた頃、電車は目的地へ到着したのだった。


【アリスのかけら -- Christ Church --】

アリスのモデルになった女の子は、クライスト・チャーチ カレッジの学長(白ウサギのモデル)の娘、アリス・リデル。黒髪である上に幼少期ボブヘアーだった彼女は、テニエルの描いた挿絵とは大きく異なる。なぜ彼女がモデルになったかと言えば、キャロルがこのクライストチャーチの学生・後に講師だったからだ。

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(クライスト・チャーチ正面)
 
敷地内に入ると、クライスト・チャーチは左手に、そして右手に広がるのは鮮やかな緑のトンネル。
両脇に植えられた木々の右側には芝生があって、昼寝をする人やおしゃべりに興ずる人達が沢山いた。
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その左側には広々とした牧草地がある。
予想していたよりも人が多かった街の中心地から徒歩数分の場所にあることが信じられない。バッファローのような曲線を描いた角を持つ沢山の牛がのんびりと草を食べていたり水を飲んでいたり・・・のどか~(^―^)トンネルの先には幅の広すぎない川があって、レガッタの練習をしている人達や川沿いを散歩する人達を目にした。とても静かで、気持ちの良い風が吹いていたナァ。



作品と最も深い縁があるのが、カレッジ内にあるダイニングホール。
奥行きのある高い天井のあるこの部屋は、最近では魔法少年の映画のセットとして使用されたことで有名のようだ。

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入口右手の壁にはルイス・キャロルことチャールズ・ドドソンの肖像画、奥の中央上段にあるのがこのカレッジの創立者であるヘンリー八世、その左隣にはエリザベス一世の肖像画が飾られている。上部にある窓は全てステンドグラスで、アリスと関連キャラクターの窓もあるのだが・・・両脇に飾られている肖像画の数々に夢中になりすぎて完全に忘れていた(苦笑)
それは同カレッジの卒業生が描かれた肖像画なのだが、あの人もこの人も知ってる×3という程有名な人達ばかり。特に見れてうれしかったのは、ジョン・ロック。社会契約論で有名なあのロック!中学生の時に使っていた歴史の教科書&高校生の時の政治・経済の教科書に載っていた肖像画と全く同じものが目の前にあるのだ・・・レプリカかもしれないけれど、うれしい!!その隣のとなりには、ボイル=シャルルの法則で有名なロバート・ボイル!うわぁ~(涙)ステンドグラスを忘れるのも仕方ない(^^;


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窓の方はすっかり忘れていたけれど、こちらは覚えていた。
ダイニングの入口から向って左手にあるこの暖炉。その両脇にある金色の金具は人の顔の形をしていて、顔の下の細長い部分は首のようにも見える。これが、アリスの首が伸びる発想の源になったのではないかと考えられているそうだ。

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カレッジの斜め向かいにあるアリスショップは、鏡の国のアリスにも登場するお店で、店内はかわいらしいグッズでいっぱい。ここで購入したこのチェシャ猫の鍵かけは、早速家に飾っている。
それにしてもオリジナルの絵を色付きで見ると、大きな口やにやりと笑う顔が猫バスに似ている。一見気味が悪いけれど、なぜか魅かれるんだよなぁ~。


Blue in Spring

地方にある小さな街の良さは何か。
私の住んでいるエリアでは、バスの運転手と客の関係性にも現れる。勿論、人やバスの構造上の違いによるところが大きいが、地方では大抵降りる際に運転手に 「 Thank you 」 と言う(運転手が何か一言返してくれることもよくある)。そのせいか、市内でバスに乗っていて降り際にありがとうと言う人を見ると、この人は以前はどこに住んでいたのかな~なんてつい考えてしまう。


【ブルーベルの森】

有名な童話の舞台となった地方に行ったときのこと(実は何週間も前の話(^^;)。
近くに住んでいたら毎週でも来たいくらい、人が少なくてのどかなところだった。電車とバスで向かったのだが、経由地からバスに乗る時に〇〇までの往復チケットを買いたい旨を伝えると、「着いたら声をかけてあげる」と申し出て下さった運転手さん。着く寸前に呼ばれて行くと、その近辺の地図がある小さなお店への行き方を丁寧に教えて下さって、本当に感謝の気持ちでいっぱいだった。初めて行く場所でバスを利用する時、自分から教えてくれるようお願いすることが何度かあったものの、今回のように声をかけて下さった方は初めて。こういうことがあると、また行きたくなってしまう(^‐^)

地図を片手に遊歩道を数十分歩いている途中、馬がいたり細い道の真ん中に大きな水たまりがあったり・・・スニーカーとジーンズを泥だらけにして歩いていると、羊が何頭もいる牧草地の脇に林があり、そこで見つけたのが奥まで続くブルーベルの絨毯。

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柵があり中に入ることは出来なかったけれど、少し遠くから眺めるだけでも大満足。全く予期していなかっただけに、うれしかったナァ~(° v°)立ち止まって見入ってしまった。
春と言えばブルーベル!と言うくらいとても有名な花で、今は北の方で満開のようだ。大きく息を吸い込むと、足元にあった避けることが難しい程の羊糞のにおいに負けて、肝心の花の香りがよく判らなかった(涙)残念。

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そしてこちらは、現在満開の花。
どこに行っても見かけるこの青い珠。ブルーベルに続いて、またまた魅かれる青色である。

青には、他とは違った何か特別な力があるような気がする。
そんな話は、また後で。
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Talk Rubbish, You Losers

比較的早い時間に放送されるテレビドラマは、視聴者層が広いせいで冒険することが難しい、そしてその逆が深夜ドラマ--- そんなことを言っていたのは誰だったかな。

昨年放送されていたドラマ「THE QUIZ SHOW」も新しいスタイルを持つドラマの1つだったと思う(主演の2人がラーメンズの片桐さんとナックスの戸次さんだということに、まず驚いた)。そして印象深かったことの1つは、佐藤江梨子さんがゲスト出演した回での彼女の台詞「うるせーんだよ」。その言い方に魅かれ → 検索くん。そして、彼女が主演する映画があることを知ったのが昨年の秋。
随分間が空いてしまったけれど、今月数週間に亘ってその主演作品が市内の映画館で上映されていることを知り、早速見に行ってきた作品の感想を一つ・・・¢(°‐ °)


【腑抜けども、悲しみの愛を見せろ】
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--- イントロダクション ---

「私は絶対、人とは違う。特別な人間。」
女優志望の姉・澄伽は、‘周りが自分の才能に気づいていない’と言い張る、自意識過剰の勘違い女。一方、妹・清深はそんな姉に怯えつつ、姉をモデルにした漫画を書き続ける。両親の訃報を受け、東京から山間の集落に舞い戻った姉と実家に住むシニカルな妹、そして兄・兄嫁を巻き込んだ物語。

「やっぱお姉ちゃんは、最高におもしろいよ。」
そう言い放った妹の意図とは・・・



本谷有希子さん原作の戯曲を元に、小説・映画化と展開されたのがこの作品、‘腑抜けども、悲しみの愛を見せろ’。予告・レビュー、それに加えて、動画サイトで見つけた本作に寄せる原作者のインタビュー放送を視聴してから見に行った本作。予想していたよりも、あっさり終わってしまった。
冒頭、両親がトラックに轢かれて亡くなることに始まり、澄伽が実家に帰って来てからの横暴すぎる振る舞いに兄嫁の持つ特殊なバックグラウンド等々、悲惨で理不尽なシーンや設定がどれも重く感じないのは、テンポよく進むストーリーの流れにあるのかもしれない。頭を悩ませる物語の複雑さも無く、ここで一旦話は終わるが、私達(姉妹)の話はこれからが本番、まだまだ続くというような終わり方で、結構すっきりしていたように思える。
c14d9a3e.jpg物語の中では、姉を題材に妹が描いた漫画のジャンルがホラー(楳図かずお風)というところがおもしろい。手紙のくだりで、私はてっきり妹が返事を書いているのだと予想していたのだけれど・・・。

そして、4人の主な登場人物、姉・妹・兄・兄嫁、の中で、私の眼から一番特異に見えたのは兄。あらすじを読んでまともそうだと思っていたのに・・・なんでだろ。この4人の中では特に浮いているように見えた。
ズレたところがある兄嫁を演じた永作さんが評価されているのは、きっとやり過ぎなかったからじゃないかな。あのちょっと変わった人の演技に力を入れ過ぎると、ただのコメディーになりかねない。その辺りの演技力が評価されているのかな、と思った。


原作者の本谷有希子さんの経歴を読んで、私が子供の頃見ていたアニメに声優として関わっていることに驚きだった。近年多方面で活躍されている方だし、彼女の書いた本/戯曲がまた映画化されることがあるかもしれないな~。まずは、「生きてるだけで、愛」を読んでみたい。



原作:本谷有希子
監督:吉田大八
出演:佐藤江梨子・佐津川愛美・永作博美・長瀬正敏
112分 (2007)



イラツキ女、夜

イライラ・悶々としているとき、昔は誰かに話を聞いて貰ったりしていたものだが、今は‘人に話すほどのことでもないな~’と自分で解決策を見つけることが圧倒的に多い。勿論、客観的な意見が必要な時は周りの手も借りる。要は、その線引きを上手くやることだ。そして今回のイライラの原因解決は、自分で何とか出来ること。

ハンバートハンバートの曲をいろいろと聞きながら過ごす夜---★゛


【ハンバートハンバート】

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‘ひなぎく’も‘アメリカの恋人’も、メロディーが今日のBGMにぴったり。歌詞は頭に入ってこない。ただただメロディーを追いかける。

初めて聞いた曲は‘おなじ話’だった。
歌詞の流れが気になって・・・気になった時の検索くん。色々な解釈があるようだけれど、私は幽霊との対話と思って聞いてみた。うーん、このかみ合わない感じもこういう解釈なら納得出来るような・・・そんな風に思ったんだった。
久しぶりにオフィシャルHPを開くと、トップページのデザインが変更されていた。以前使用されていた写真、ライブステージでパフォーマンスする2人、が好きだったんだよなぁ・・・。カラフルな切り絵の森のようなステージ美術と2人の衣装が合っていて素敵だった。そして、その美術を担当したのは黒田潔さん。ハンバートハンバートが歌う罪の味(youtube より)が使われている‘2クール’エンディングのセットも同氏のデザイン。動植物をモチーフとしたデザインや色使い、それに手作り感のあるところに魅かれる♪゛


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