ここ数週間で3冊の絵本を購入した。そのうちの1冊は、しかけ絵本。そして他2冊が遊び絵本だ。
遊び絵本・・・自分が子供だったころに手にしていたら、大事に大事に使っていただろうな。勿体なくて直接描きこんだり出来なかったかもしれない(雑誌や月刊漫画の付録のシールやノートは中々使えずにとっておくタイプだった私)。
今日は、そんな私が初めて手にした遊び絵本のはなし。
【The Mermaid's Manual】
人魚へのちょとした興味は、久しぶりに買ったVOGUEに始まる。
この手のファッション誌はやたら広告ページが多いのだが、その中で目に留まった1つがプラダの春夏広告。シンプルな人魚柄がプリントされたテキスタイルを使用した服は、赤・紺色と二種類あるそのどちらも白地にあっていてかわいらしいのだ。
その後、時たま見かける人魚模様が気になり出して、‘マーメイドマニュアル’というかわいい人魚になる為のスキルを学ぶ遊び絵本に手を伸ばしてしまったという訳。
開いた最初のページの上には折り畳まれた人魚の尻尾、そして下のページには、マーメイドスクールの生徒に発行される貝殻型の学生証がある。それぞれにシマーが塗ってあり、キラキラしていている上に若干凹凸がある分肌触りも普通の紙とは違っている。ページを開くたびに違ったテーマがあり、あるページは泳ぎ方クラス、またあるページはヘアアレンジクラスと言う風だ。この絵本を買う動機付けの一つになったのは、宝石クラスのページにある宝箱に入っているシールピアス。子供の頃これ持ってた~♪゛と、すっかり忘れていた昔の思い出を掴みなおしたような感覚。
そして次に言及したいのは、ここをこうすればもっと良いのに・・・と私が思うポイントを1つ。
そのポイントは、最後のページに物入れポケットがあればいいのにということ。
大きめの、封筒のように中身が落ちない工夫がされたポケットが付いていたら、そこに自分で描いた関連した絵とかリボンで作ったアクセサリーとか、色々入れられて便利なんじゃないかな。
これは、自分が子供の時に持っていた本に、描いた絵やポストカード等々の紙類をよく挿んでいて、持ち運ぶことが物凄く不便だったから。この手の本なら尚更必要でしょう。
子供達の生活環境が自分が小さかった頃と比べると随分変わってしまった現在。
比べるにも無理があることが増えてきたものの、こういう絵本はこの先もずっと無くならずにありますように・・・☆゛